あがく三流デザイナー

20代フリーランスWebディレクターがTipsを紹介

田淵さん文字起こし@20160507

JXUGの素晴らしいセッションが行われました。

私も参加してきたのですが、配信されている映像・動画の調子が悪そうだったため、録音しておいた音源の文字起こしをチマチマと上げていこうと思います(大丈夫ですよね・・・?)。

とりあえず今回は田淵さん分です。

私自身ガッツリ開発者じゃないので専門用語とか聞き間違えているかもしれません。

(音声を公開していいのであれば、どこかに上げちゃいますがどうしましょう・・・?(休憩後などの2分くらい録音し忘れていたりしますが))。


~~田淵さんパート~~


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すごいですね。
久しぶりに満席の状態を見ました。よろしくお願いします。


最初にですね。まず会場について少しだけご案内いたします。
まずマイクロソフトさんの会場をお借りしている関係で、お飲み物をご自由にとっていただけるようになってます。
(冷えたペットボトル数種類&紙コップ式の自動販売機が全て無料でした。すごい)


結構、今日ですね長丁場になりまして、時間ガンガン押していくと思います。
……押していかないようにタイムキーパーさん、つけてありますので皆さん一所懸命ついてきていただければと思います。
じゃあ始めますね。よろしくお願いいたします。


自己紹介ですね。エクセルソフトの田淵義人と申します。
一応JXUG、ジャパンザマリンユーザーグループ、主催しておりまして、Xamarinのコミュニティエバンジェリストを名乗ろうかなと思っております。
正式なエバンジェリストは、あとでご登壇いただきます。
2016年の4月にMicrosoft MVP Visual Studio and Development Technologieを、受賞させていただきました。


基本は営業なんですけども、開発もちょっとできる営業というのを目指して頑張っております。
SNSの活動もやっています(https://twitter.com/ytabuchi)。是非フォローなりしていただけると嬉しいです。
ブログですね(http://ytabuchi.hatenablog.com/)Xamarin日本語情報というブログをやっていまして、こちらもXamarinの情報ばっかり、いま320件くらいエントリー溜まりましたので、ぜひ検索していただけると嬉しいです。


一 応ストリーミングでこの録画がすぐ公開されます。登壇者のみなさんたくさんいらっしゃるんですけれども、conpassのページ (https://twitter.com/ytabuchi)に資料を全部アップしていただくことになっていますので、資料見たいという方はご案内しま す。

あと連載とか執筆とかちょこちょこやっておりまして、Build Insider(http://www.buildinsider.net/mobile/xamarintips)ですとか、
マイナビニュース(http://news.mynavi.jp/series/xamarin/001/)とかで記事を書かせてもらっています。


もしかするとXamarin本体のほうも書くかもしれないんですけど、もし決まったらまたご案内したいなあと思っております。


まずXamarinですよね。なんでXamarinなの? っていうことなんですけれども、VisualStudioに無料でついてくるようになりました。
す ごくエキサイティングな発表で、すごくみなさんびっくりされたんじゃないかなと思いますけれども、ただ無料でついてくると言いましても、MSDN Subscriberの人だけがXamarin iOSが使えるらしいと、VSpro単体のひとはXamarin iOSは使えない。
しかもWindows版は45GBくらいインストールに容量が必要だったりして、なかなかハードルが高いというような感じですね。


ま、ツンデレなわけですよ。


ただもう私どもが使い始めて2年くらい経つんですけれども、ツンの部分はたいぶ先行者たちが潰してきたと思っていますので、みなさんはこれからデレの部分を味わっていただきたいなというふうに思うわけです。


ただまあXamarin.Formsなんかは若いプロジェクトなので人柱がまだまだ必要だと思うんです。
なので是非、人柱になっていただければなあという風に考えております。


Xamarinのいいところはこれから登壇者の方が紹介してくれると思いますが、簡単にC#で書けて、LINQ、async/awaitが使えて、XAMLが使えるってのはまあ、いいですよね。
windowsの開発者の方は、WPFとかの開発手法がそのまま使えますよと。


逆にiOS、アンドロイド、ネイティブの開発者の方々は、APIが同じ名前でだいたい用意されていますので見慣れたAPIがそのまま使えるよ、というような利点があります。
さらに、Xamarin.Macというのもありまして、Macのアプリも作れますので、是非忘れないでほしいなと思います。


(モニターを見ながら)まあC#なんで、こういう感じの素敵なコードでXMLを引っ張ってきて、
シリアライズして、そのままLINQでフィルタしてみたいのが、さっくりと書けるわけですよね。
非常にC#の利点が活きてる感じのコードなんじゃないかなと思います。


ネイティブで書く場合にも、ネイティブのAPI、CoreMotionとか、Foundationとか使ったりした、
まあこれCMMotionManagerなんでセンサーですね。Accelerometerにセンサーを引っ張ってくるコードなんですけど、そのイベントをデータエラーでそのままラムダ式で書いて、みたいなこともできるようになっているわけです。


Android の場合も同様にクリックイベントをそのままラムダ式でかけたり、あとは同じような感じですね。FindViewIDでオブジェクト引っ張ってきて、みたい な見慣れた感じのコードをC#のいいところだけとって書けるといったところが非常にいい利点ではないかなあと思います。


さらに、Evolve2016でいろんなのが発表されました。
ついにXamain.FormsにPreviewerができましたということで、初めてXamarinを知った方は、
「え? そんなの今までなかったの?」って思うのかもしれないんですけど、


無かったんですね。


みんな"エアXAML"で書いて、想像しながら書いて、ビルドしてはじめてXAMLがエラーを吐くといった状況になって、泣く泣くもう一回調べて……といったふうにやっていたわけです。それが無くなるということですね。


あとWorkbooksっていう非常に変なのができまして、コードと仕様書みたいなのを一緒に書いて、それをマークダウンで保存できる、で、しかもそれが動 くという非常に変なのがでました。これもリンクをあとで見ていただくと(http://qiita.com/amay077/items /11255f6bafa53f1dd5d1)、それを書いていただいたエントリーがありますので、見てみてください。


あとiOS Simulator for WindowswindowsiOSのシミュレーターが動きます。ですが、ビルドはMacが必要なので必ずwindowsで開発がしたいという方は、どうしてもMacは必須ということになります。


“JXUG”はXamarin専用の勉強会です。最低3か月に一回ぐらい開催しておりますので、是非今回ご興味をもっていただけたら継続して来ていただけると非常にうれしく思います。


今日最後まで聞くとわかるんですけど、非常に濃いです。
すごい方たちばかり登壇しますので、非常に面白い話が聞けるんじゃないかなと思います。


今日はたくさんスタッフの方に参加していただいたんですけど、スタッフの方も募集しておりますので是非、運営で入っていただける方も募集しております。


あと今回、Xamarinを個人じゃなく、会社でも使いたいなと思ってる方いらっしゃいますか?
あんまり多くないですか? あんまり多くないですね。


個人の方は完全無料なのでガンガン遊んでください。会社で使いたいなと思っている方は、モニターの右側がすでに開発ができる会社さんです(フェンリル株式会社・ソニーデジタルネットワークアプリケーシ ョン株式会社・株式会社フロッグポッド・株式会社クレスコ)。
事例とかは左に載せてあります(エクセルソフト事例・NHK紅白・LifeBear)。


LifeBearは手帳のアプリで、これはいまXamarinで頑張って作りなおしていますのでリリースされたらJXUGにも出ていただこうかなと考えております。


あとエクセルソフトはXamarinの代理店をしておりましたので、Visual Studio MSDNとか買いたい方はぜひご連絡いただけると嬉しいです。


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以上です。


このあとXmarinの中の人のご紹介と、Previewerの説明があったのですが、動画の調子がよさそうだったので割愛させていただきます。


次回、ちょまどさんの文字起こしをさせていただきます。